ICUで目覚めてからその日の夜まで|術後の痛みとその日やったこと

MICS心臓手術が終わり、ICUのベッドで目が覚めました。

前回の記事では、全身麻酔から覚め、ICUで名前を呼ばれて意識が戻ってくるところまでを書きました。

今回は、ICUで目覚めてからその日の夜までのこと、術後の痛み、身体につながれていた装置、そしてその日に行われた処置について記録しておきます。

ICUでようやく身体が動かせるようになる

ICUの中にあるベッドで目覚め、少しずつ身体が動かせるようになりました。

目も耳も、ようやく周囲の状況を把握できるようになってきました。

鼠径部には人工心肺を接続した跡があり、かなり痛みがありました。

また、脇腹にはMICS手術で器具を通したと思われる部分に装置が付いていて、身体の状態をモニターしていることがわかりました。

それ以外にも、心電図など身体の状態を確認する装置があちこちに付いていました。

身体は動くけれど、自由には動けない

意識は戻り、身体も少しずつ動かせるようにはなっていました。

しかし、実際には装置がいろいろ付いているため、自由に動ける状態ではありませんでした。

排尿については、事前に聞いていたとおり、尿道に管が入っていました。

尿は自分で意識しなくても、ベッドの下にある袋にたまるようになっていました。

そのおかげで、まったくトイレに行きたいとは感じませんでした。

「手術はうまくいきましたよ」と言われて安心した

看護師さんが来て、

「時間はかかりましたけど、うまくいってよかったですね。心臓の動きも順調ですよ」

と声をかけてくださいました。

私は、手術前に一度心臓を止めると聞いていたので、

「もし心臓が再び動かなかったらどうなるのだろう」

と心配していました。

しかし、どうやら心臓は無事に動いてくれているようでした。

その話を聞いて、本当に安心しました。

右手には点滴が入っていた

右手には点滴が入っていました。

この点滴によって、しばらく食事をしなくてもよい状態になっていたようです。

自分の身体にはいろいろな管や装置がつながれていて、まさに手術直後なのだと実感しました。

装置が付いている場所がとても痛い

とにかく、少しでも身体に力を入れると、装置が付いているところがとても痛みました。

我慢できないほどではないにしても、身体を動かすたびに強い痛みを感じました。

そこで看護師さんに、

「なんとかなりませんか」

と聞いてみました。

すると、

「もう少ししたら外してもよいと思うので、先生に聞いてみますね」

と言ってくださいました。

装置を外す処置

それから数時間後、装置を外してもよいということになりました。

外す作業は、3人がかりで行われました。

正直に言うと、とても痛かったです。

外した後も痛みは残り、何とかしてほしいと伝えました。

看護師さんからは、

「痛いときは我慢せずに言ってくださいね」

と言われ、痛み止めを使ってもらいました。

その後、痛みは少し和らいだのを覚えています。

医療スタッフの方々にとっては慣れた処置なのかもしれません。

しかし、こちらにとっては初めての経験です。

手術が終わった安心感と同時に、術後の処置の痛みもまた現実なのだと感じました。

※この記事は、私自身の術後体験をもとにした記録です。痛みの感じ方や処置の内容は、手術内容や病院、個人の状態によって異なります。不安なことは必ず医師や看護師に相談してください。

少し身体は動かせるようになった

装置が外れたことで、身体は少し動かしやすくなりました。

ただし、まだ点滴や尿道の管があるため、自由に起き上がれる状態ではありません。

ほぼ寝たきりの状態でした。

身体の向きを少し変えるだけでも、痛みや違和感がありました。

ベッドの上でレントゲンを撮る

しばらくすると、技師らしき方が装置を持って来ました。

「レントゲンを撮るので、ベッドから少し身体を起こしてください」

と言われました。

その場で胸のあたりのレントゲンを撮られました。

こんな状態でもレントゲンが撮れるのかと、少し驚いたのを覚えています。

その日の夜

その日は、気がつくともう夜になっていました。

できることは、ほとんどありません。

寝るしかありませんでした。

ただ、実際にはなかなか眠れませんでした。

身体にはまだ違和感があり、痛みも残っていました。

そして、自分が本当に大きな手術を受けたのだということを、少しずつ実感していました。

まとめ

ICUで目覚めてからその日の夜までは、安心と痛みが入り混じった時間でした。

手術が無事に終わったことには心から安心しました。

一方で、身体につながれた装置、管、点滴、そして処置の痛みは、手術後の現実として強く印象に残っています。

この時点では、翌日からさらにいろいろなことが待っているとは、まだ知りませんでした。

次回は、ICUで一晩過ごした後、翌日に起きたことについて書いていきます。

次回の記事

次回は、ICUで一晩過ごした翌日のことについて書いていきます。

身体を起こすこと、初めてのリハビリ、一般病棟へ戻るまでの流れなどを記録する予定です。

次回タイトル案:心臓手術翌日|ICUで迎えた朝と一般病棟へ戻るまで


心臓手術体験記シリーズ

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