心臓手術後は眠れない?|痛み・寝返り・夜中に目が覚めた術後の睡眠
心臓手術の後は、痛みや身体に装着された器具が気になり、眠ることができるのでしょうか。
私の場合、ICUで過ごした夜は、ほとんど眠れませんでした。
一般病棟へ移ってからも、点滴や傷口を意識しながら寝ていました。退院後は自宅に戻った安心感から少し眠れるようになりましたが、寝返りによって傷が刺激され、夜中に目が覚めることがありました。
今回は、ICUから一般病棟、退院後、自宅で以前に近い睡眠へ戻るまでを振り返ります。
ICUの夜はほとんど眠れなかった
心臓手術後、ICUで麻酔から目覚めたときは、身体にいくつもの器具が装着され、あちこちに痛みがある状態でした。
身体に装着されていた器具の一部は、しばらくして外してもらいましたが、点滴や、人工心肺を使用する際に処置を受けた鼠径部の傷には痛みがありました。
看護師さんに下半身を洗ってもらい、上半身もタオルで拭いてもらったため、少しさっぱりしました。
それでも、身体の不快感や痛みは残っていました。
このような状態では、なかなか眠ることができませんでした。
ICUで過ごした夜は、ほとんど眠れなかったように思います。
一般病棟では傷と点滴を意識して寝た
リハビリを経て一般病棟へ戻った後も、点滴は継続しており、左胸のMICSの傷と鼠径部の傷に痛みがありました。
医師から処方された痛み止めで少し和らぎましたが、痛みが完全になくなったわけではありません。
寝るときは、左胸の傷を刺激しないよう、できるだけ楽な向きを探して横になりました。
点滴が外れたり、傷口を刺激したりすることが怖かったため、枕などを使い、身体が大きく動かないようにしていた記憶があります。
それまで何日か十分に眠れていなかったため、一般病棟へ移ってからは、少し眠ることができたように思います。
点滴部分の内出血で眠りづらい日が続いた
入院中にシャワーを浴びる際は、看護師さんにシャワーを浴びられるよう処置してもらい、傷口をビニールで覆ってもらいました。
シャワー後に点滴を元の状態へ戻した後、手首一帯に内出血が生じ、とても痛みました。
内出血が起きた原因は分かりませんが、その後の数日間は手首の痛みもあり、眠るのがつらかったことを覚えています。
退院後は自宅の安心感で少し眠れた
退院して自宅へ戻ると、点滴はなく、傷口も少しずつふさがってきていたため、入院中よりは眠れるようになりました。
退院途中に体調を崩したこともあり、身体はまだ十分に回復していませんでした。
それでも、住み慣れた自宅に戻った安心感は大きかったと思います。
寝るときは、左胸の傷を刺激しないよう、基本的に左側を上にして横になっていました。
この寝方がすべての人に適しているということではなく、私が傷を刺激しないために選んでいた姿勢です。
寝返りで傷が刺激され、夜中に目が覚めた
眠っている間に寝返りをして、傷口が寝具に当たると、痛みや違和感で目が覚めることが何度かありました。
一度目が覚めると、その後なかなか眠れないこともありました。
翌日は、椅子に座っているときなど、昼間にも眠くなりました。
昼寝をすると、その日の夜に眠れなくなるのではないかと心配だったため、できるだけ気を紛らわせ、昼間は眠らないようにしていました。
これも医師から指示された方法ではなく、夜に眠りたいと考え、私自身が行っていたことです。
約2週間後から少しずつ眠れるようになった
退院後、湯船に入らずシャワーだけで過ごした約2週間が過ぎた頃には、傷の状態や体力も少しずつ落ち着いてきました。
私の場合は、ちょうどその頃から、以前に近い睡眠が取れるようになった気がします。
その後は、夜中に傷を気にして目が覚めることも減り、次第に手術前と同じように眠れるようになりました。
術後の睡眠の経過
| 時期 | 私の睡眠状態 |
|---|---|
| ICU | 器具や点滴、傷の痛みがあり、ほとんど眠れなかった |
| 一般病棟 | 点滴や傷口を意識しながら、楽な寝る向きを探した |
| 入院中 | 手首の内出血による痛みで眠りづらい日があった |
| 退院直後 | 自宅の安心感から、入院中より少し眠れるようになった |
| 退院後 | 寝返りで傷が刺激され、夜中に目が覚めることがあった |
| 約2週間後 | 傷や体力が落ち着き、以前に近い睡眠へ戻っていった |
まとめ
私の場合、ICUでは身体に装着された器具や傷の痛みがあり、ほとんど眠ることができませんでした。
一般病棟へ移ってからも、点滴や傷口を意識しながら、寝る向きや身体の動きに注意していました。
退院後は、自宅に戻った安心感から入院中よりは眠れましたが、寝返りで傷口が刺激され、夜中に目が覚めることがありました。
退院から約2週間が過ぎ、傷や体力が少しずつ落ち着いてくると、以前に近い睡眠が取れるようになりました。
※この記事は、私自身の手術後の睡眠について記録した体験談です。睡眠の状態、痛みが続く期間、寝やすい姿勢は、手術方法や身体の状態によって異なります。
眠れない状態や強い痛みが続く場合は、自己判断を続けず、医師や看護師へ相談してください。
心臓手術体験記について
今回の記事で、心臓手術後の生活について予定していた内容を一度区切ります。
今後は、定期検診や生活上の変化など、新しくお伝えできる体験があったときに追加する予定です。
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心臓手術後の入浴はいつから?|傷口を気にしながらシャワー・湯船へ戻るまで
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