心臓手術後の入浴はいつから?|傷口を気にしながらシャワー・湯船へ戻るまで

心臓手術後、いつからシャワーを浴びたり、湯船につかったりできるのでしょうか。

私の場合、最初にシャワーを浴びられたのは術後3日目でした。退院後も医師の指示で約2週間は湯船に入らず、シャワーだけで過ごしました。

今回は、ICUで身体を拭いてもらったときから、退院後に湯船へ戻るまで、半年後に鼠径部の傷にかゆみが出たこと、1年後に温泉へ行ったときの気持ちまでを振り返ります。

ICUでは身体を拭いてもらった

心臓手術後、最初にICUにいたときは、看護師さんが下半身を洗ってくれました。

上半身も、タオルで拭くなどして身体を清潔にしてくれました。

その後、術後3日目にシャワーの許可が出るまでは、自分で身体を洗うことはできませんでした。

術後3日目に初めてシャワーを浴びた

入院後、最初にシャワーを浴びることができたのは、手術から3日目でした。

まだ点滴などがついていたため、看護師さんにシャワーを浴びられるよう処置してもらい、傷口をビニールで覆ってもらいました。

その状態で、病室にあるシャワーブースを使いました。

手術後、初めて髪を洗うことができたので、とてもさっぱりしました。

シャワー後に点滴を元の状態へ戻したあと、手首一帯に内出血が生じ、とても痛みました。

原因は分かりませんが、これも入院中につらかったことの一つです。

その後も、退院までは同じように傷口を保護してもらいながら、シャワーを浴びました。

退院後約2週間は湯船に入らなかった

退院したのは、手術から約1週間後でした。

退院する際、医師から、

「退院してもしばらくは浴槽につからず、シャワーだけにしてください。傷口から細菌が入る可能性があるため、約2週間はシャワーだけにしてください」

という趣旨の説明を受けました。

退院したのは10月後半で、少し寒くなり始めた時期でした。

約2週間、シャワーだけで過ごしていると身体が十分に温まらず、寒い思いをしました。

傷口に触れないよう注意して洗った

入院中は、看護師さんが傷口をビニールで覆ってくれましたが、自宅に戻ってからは、そのようなカバーはつけませんでした。

私は傷口に触れるのが怖かったため、傷口には石鹸を直接つけず、弱めのシャワーで洗うようにしていました。

これは、傷口に触れることへの不安から、私自身が慎重に行っていた方法です。

傷口の洗い方については、手術方法や傷の状態によって異なるため、医師や看護師から受けた説明を優先することが大切だと思います。

約2週間後にようやく湯船へ入った

退院時に医師から言われた約2週間が過ぎ、傷口も自分で見る限り落ち着いていたため、湯船に入りました。

久しぶりに浴槽につかり、身体を温めることができたときは、とてもうれしかったです。

このときも傷口にはなるべく触れないようにしました。

入浴後に身体を拭く際も、傷を強くこすったり刺激したりしないよう注意しました。

半年後、鼠径部の傷にかゆみが出た

入浴も普通にできるようになっていましたが、手術から半年ほどたった頃、人工心肺を使用する際に処置を受けた鼠径部の傷に、かゆみが出始めました。

半年検診のときに医師へ相談したところ、皮膚科を紹介され、受診しました。

皮膚科では、傷の部分で菌が繁殖していると説明されました。

それまでは市販のかゆみ止めを使っていましたが、改善しなかったため、医師から菌に対する塗り薬を処方してもらいました。

塗り薬を使うとかゆみは治まりましたが、そこで使用をやめると、約1週間後に再びかゆみが出てきました。

もう一度皮膚科で相談したところ、

「かゆみが治まっても菌が残っている可能性があるため、約1か月は薬を塗り続けるように」

という趣旨の説明を受けました。

医師の指示どおり約1か月塗り続けることで、ようやくかゆみは治まりました。

傷が治ったように見えても、かゆみや赤みなどの異変が出ることがあるのだと知りました。

市販薬で改善しない場合は、自己判断を続けず、医師に相談することが必要だと感じました。

1年後の温泉では傷跡が気になった

手術から1年ほどたった頃、温泉に行く機会がありました。

大浴場へ入るとき、胸に残っている傷跡がとても気になりました。

浴槽に入るまではタオルで傷跡を隠し、なるべく人目につかないようにしながら、短時間で入りました。

ほかの人はあまり気にしていなかったのかもしれません。

しかし、傷跡はそれほど大きくないものの、私自身はどうしても気になりました。

今でも、多くの人と一緒に入る浴場には、少し苦手意識があります。

傷跡の大きさだけではなく、本人がどのように感じるかも大きいのだと思います。

入浴再開までの経過

時期 私の入浴状況
ICU 看護師さんに身体を洗ったり、タオルで拭いたりしてもらった
術後3日目 入院後初めてシャワーを浴びた
退院後約2週間 医師の指示で湯船を避け、シャワーだけで過ごした
約2週間後 傷の状態を確認しながら湯船へ戻った
約半年後 鼠径部の傷にかゆみが出て皮膚科を受診した
約1年後 温泉へ行ったが、胸の傷跡が気になった

まとめ

私の場合、術後3日目に、入院後初めてのシャワーを浴びました。

退院後は医師の指示に従い、約2週間は湯船に入らず、シャワーだけで過ごしました。

傷口に触れることが怖く、弱めのシャワーで洗い、身体を拭く際にも傷を刺激しないよう注意していました。

約2週間後に湯船へ入れたときは、久しぶりに身体を温めることができ、とてもうれしかったことを覚えています。

一方、半年後には鼠径部の傷にかゆみが出て皮膚科を受診し、1年後に温泉へ行ったときには、傷跡を人に見られることが気になりました。

傷跡はそれほど大きくありませんが、自分にとっては今でも意識してしまうものです。

もっと大きな傷が残っている方が感じる不安についても、以前より理解できるようになった気がします。

※この記事は、私自身の体験を記録したものです。シャワーや入浴を再開できる時期、傷口の洗い方は、手術方法や傷の状態によって異なります。必ず医師や看護師の指示に従ってください。

また、傷口にかゆみ、赤み、腫れなどの異変がある場合は、自己判断を続けず、医療機関へ相談してください。


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