ChatGPTで医療体験ブログを書くときに注意したこと|「私の場合」と書いた理由
私は、自分が受けた心臓手術について、手術が決まるまで、入院、手術当日、ICU、退院後の生活などをブログに書きました。
ただし、私は医師や医療の専門家ではありません。自分の体験が、すべての患者に当てはまるような書き方にならないよう注意しました。
この記事では、ChatGPTを使って医療体験ブログを書くときに、「私の場合」と書いた理由や、断定的な表現を避けるために確認したことを紹介します。
この記事は、私自身が医療体験ブログを書く際に注意した表現や確認方法を紹介するものです。診断や治療などの医療上の助言を目的としたものではありません。
1.心臓手術の体験をブログに残そうと思った
私は、自分が受けた心臓手術について、手術が決まるまで、入院、手術当日、ICU、退院後の生活などをブログに書きました。
手術前には、何が起きるのか分からず、不安を感じました。
そのため、自分の経験が、これから手術を受ける方や家族にとって、何らかの参考になればと思いました。
しかし、私は医師や医療の専門家ではありません。
ブログに書けるのは、私が実際に経験したことと、私が医師や看護師から受けた説明です。
この記事では、ChatGPTを使って医療体験ブログを書くときに、私が表現上注意したことを紹介します。
2.自分の体験が全員に当てはまるわけではなかった
私が受けた手術と同じ名称の手術であっても、患者の病状、年齢、体力、病院の方針などによって、治療内容や回復の経過は異なります。
入院日数、痛みの感じ方、退院後の生活も、すべての人が同じではありません。
私が経験したことを、そのまま「心臓手術ではこうなる」と書くと、すべての患者に当てはまるように読まれる可能性があります。
そのため、自分の体験と一般的な医療情報を区別して書く必要があると考えました。
3.「私の場合」と書くようにした理由
私は記事の中で、次のような表現を使うようにしました。
- 私の場合
- 私が入院した病院では
- 私が受けた説明では
- 私の回復の経過では
- 私はこのように感じました
例えば、次のように書くと、すべての人に同じ痛みが起きるように見えます。
手術後は強い痛みがあります。
一方、次のように書けば、私自身の体験であることが明確になります。
私の場合、手術後に強い痛みを感じました。
「私の場合」と書くことは、責任を避けるためではありません。
自分の体験を正確に伝えながら、ほかの方にも同じ経過や結果が起きると断定しないためです。
4.体験と医師から受けた説明を分けた
医療体験の記事には、自分が感じたことと、医師から受けた説明の両方が入ります。
この二つが混ざらないように注意しました。
自分の感想を書く場合は、次のように書きました。
「私はこの説明を聞いて安心しました。」
医師から受けた説明を書く場合は、次のように区別しました。
「担当医からは、このように説明されました。」
自分がそう感じたことと、医師から受けた説明を分けることで、読者が誤解しにくくなると考えました。
5.「必ず」「誰でも」などの断定を避けた
医療体験記事では、次のような表現を避けました。
- 必ず治る
- 誰でも早く回復する
- この手術なら安心
- この薬を飲めばよくなる
- 心配する必要はない
私自身の経過が順調だったとしても、ほかの方にも同じ結果が起きるとは限りません。
そのため、次のような書き方にしました。
「私はこのころから回復を感じました。」
「私の場合は、この日程で退院しました。」
「私は医師の説明を聞いて少し安心しました。」
6.病院や患者によって違うことを意識した
入院から退院までの流れも、すべての病院で同じではありません。
- 検査の内容
- 手術前の説明
- 入院日数
- 術後の管理
- 薬の種類
- 退院後の指示
- 通院の間隔
こうした内容は、病院や患者の状態によって異なる可能性があります。
そのため、次のように書くようにしました。
「私が入院した病院では、このような流れでした。」
自分の病院で行われたことを、すべての医療機関で行われる標準的な方法のようには書かないようにしました。
7.薬や治療について自分の判断を勧めなかった
ブログには、自分が処方された薬や、受けた検査について書くことがあります。
しかし、自分と同じ薬を飲むよう勧めたり、薬を中止してもよいと受け取られる表現は避けました。
また、次のような判断も書かないようにしました。
- この症状なら病院へ行かなくてよい
- この症状は問題ない
- この治療を受けるべき
- 手術を受けなくてもよい
薬、検査、治療の判断は、担当の医師や医療機関へ確認する必要があります。
8.ChatGPTに医学的な判断を任せなかった
ChatGPTには、原稿の誤字、文章の重複、構成などを確認してもらいました。
また、次の点も確認してもらいました。
- 断定的な表現になっていないか
- すべての患者に当てはまるように読めないか
- 自分の体験と医療情報が混ざっていないか
- 自分が経験していない内容や、元の記録にない内容が追加されていないか
一方で、病気の診断、薬の変更、治療方法、手術の必要性などの医学的判断は、ChatGPTに任せませんでした。
ChatGPTは文章を整理するために利用し、医学的な内容は、自分の記録や医師から受けた説明を基に確認しました。
9.実際にChatGPTへ送った依頼文
私は、医療体験記事の原稿を確認してもらうときに、次のように依頼しました。
「この原稿は、私自身の心臓手術体験を書いたものです。
医療効果を断定している表現、すべての患者に当てはまるように読める表現、診断や治療を勧めているように見える箇所がないか確認してください。
自分の体験については、『私の場合』『私が受けた説明では』などの表現を使う修正案を示してください。」
ただし、ChatGPTが示した修正案をそのまま使用するのではなく、自分が実際に経験した内容と一致しているかを確認しました。
10.公開前に確認したこと
公開前には、次の内容を確認しました。
- 病名や手術名を間違えていないか
- 日付や入院日数が自分の記録と一致しているか
- 医師から受けた説明と自分の感想が混ざっていないか
- 効果や回復を断定していないか
- 読者に薬や治療を勧める内容になっていないか
- 個人や医療機関を特定する不要な情報がないか
- ChatGPTが自分の体験にない文章を追加していないか
ChatGPTの確認結果だけでなく、自分の記録や公開前の原稿も確認しました。
11.医療体験記事に注意書きを入れた
必要な記事には、次のような注意書きを入れました。
この記事は、私自身が受けた治療と回復過程を記録した体験談です。症状、治療方法、回復の経過には個人差があります。この記事は、診断や治療などの医療上の助言を目的としたものではありません。治療や薬については、担当の医師や医療機関へご確認ください。
この注意書きがあれば何を書いてもよいということではありません。
本文そのものでも、断定的な表現を避け、自分の体験として書くことが必要だと考えました。
12.ChatGPTと自分の役割
ChatGPTには、文章の整理や表現上の問題を確認してもらいました。
一方、実際の経過、日付、治療内容、医師から受けた説明については、自分の記録を基に確認しました。
| ChatGPTに依頼したこと | 自分で確認したこと |
|---|---|
| 誤字や重複の確認 | 実際に経験した内容か |
| 文章構成の整理 | 日付や経過が正しいか |
| 断定表現の指摘 | 自分の体験として書かれているか |
| 表現の修正案 | 医師の説明と一致しているか |
| 注意書きの作成 | 読者に誤解を与えないか |
| 医療用語や表記の確認箇所の洗い出し | 記録や医療機関の資料と一致しているか |
ChatGPTに文章の確認を依頼しても、医療体験として正しいかを最終的に確認するのは自分でした。
13.まとめ
私は、心臓手術を受けた自分の体験を、同じような不安を感じている方の参考になればと思い、ブログに書きました。
ただし、私の体験が、すべての患者に当てはまるわけではありません。
そのため、「手術後はこうなる」と断定せず、「私の場合」「私が受けた説明では」と書くようにしました。
ChatGPTには、誤字、構成、断定的な表現などを確認してもらいましたが、医学的な判断は任せませんでした。
最後は、自分の記録、医師から受けた説明、公開する文章を照合しました。
医療体験ブログでは、自分の体験を正確に伝えながら、読者が自分の治療については医師や医療機関へ確認できる書き方が大切だと分かりました。
今後の記事
今後、アクセス数や検索流入のデータがたまった段階で、「ChatGPTでブログ作成」シリーズのどの記事が読まれたのかを紹介します。
