心臓手術翌日|ICUで迎えた朝と一般病棟へ戻るまで
MICS心臓手術が終わり、ICUで一晩を過ごしました。
今回は、手術翌日の朝から一般病棟へ戻るまでのことを書きます。
尿道カテーテルを抜いたこと、身体を清拭してもらったこと、そして術後すぐに歩いたことなど、手術後の回復が始まった一日でした。
ICUで迎えた手術翌日の朝
翌朝になりました。
眠れないながらも、なんとか少しは眠れたようでした。
看護師さんが、
「おはようございます。状態はいかがですか?」
と声をかけてくれました。
まだ身体のあちこちに痛みはありましたが、前日よりはだいぶ良くなっているように感じました。
痛み止めの効果も大きかったと思います。
尿道カテーテルを抜く
尿道カテーテルのおかげで、トイレに行く必要はありませんでした。
ただ、手術翌日になり、そろそろ抜くタイミングになったようです。
看護師さんから、
「少し痛いですけど、一瞬ですから我慢してくださいね」
と説明がありました。
そして、管をさっと抜いてもらいました。
一瞬痛みはありましたが、思っていたほどではありませんでした。
上手に対応していただいたのだと思います。
手術後、初めて口にした飲み物
その後、水のようなものを少し飲ませてもらいました。
手術前から口にしていなかったので、これが手術後に初めて口にした飲み物でした。
ほんの少しの水分でも、身体が少し戻ってきたように感じました。
身体をきれいにしてもらう
手術前にシャワーを浴びてから、丸2日ほど経っていました。
看護師さんが、
「お身体をきれいにしましょうね」
と言って、ベッド上で身体を清拭してくれました。
下半身はシートを敷いたうえで、石けんのようなものを使って洗ってもらいました。
少し恥ずかしさもありましたが、その後お湯で流してもらい、かなりさっぱりしました。
上半身は、手術着の下に手を入れて、温かいタオルで拭いてもらいました。
顔はおしぼりのようなものを渡してもらい、自分で拭くことができました。
さすがに髪は洗えませんでしたが、身体がきれいになるだけで、気持ちはかなり楽になりました。
身体につながっているものが減っていく
身体をきれいにしてもらった時点で、身体につながっているものは右手の点滴だけになりました。
前日まで、身体中に管や装置がついていたことを思うと、それだけでもかなり自由になったように感じました。
手術翌日に歩くことになった
すると、早速リハビリ担当の方がやってきました。
「さあ、廊下の向こうまで歩いてみましょう。早く身体を動かすことが大切ですよ」
と言われました。
心臓を止めて人工心肺を使う手術をした翌日に、もう歩くのかと驚きました。
しかし、リハビリ担当の方に支えられながらベッドから起き上がり、点滴のついたキャスター付きのスタンドを持って、廊下を歩きました。
廊下を2往復しました。
歩くと、寝ているときとは違って、あちこちの傷あとがかなり痛みました。
それでも、何とか往復して戻ってくることができました。
リハビリ担当の方からは、
「十分歩けていますね。明日も頑張りましょう」
と言われました。
※この記事は、私自身の術後体験をもとにした記録です。リハビリの開始時期や内容は、手術内容や病院、身体の状態によって異なります。必ず医師やリハビリ担当者の指示に従ってください。
鼠径部の内出血
歩行リハビリから戻ってしばらくすると、鼠径部の傷あとが開いてしまったようでした。
右の股のあたりから太もも、腰の下の方にかけて内出血が広がり、その部分が紫色になってしまいました。
看護師さんからは、
「しばらくすると治りますから、心配しないでくださいね」
と言われました。
ただ、見た目にはかなり重症のように見えて、気持ちは少し落ち込みました。
夕方までICUで過ごす
その日の夕方までICUにいました。
尿道カテーテルを抜き、身体をきれいにしてもらい、歩行リハビリも行いました。
これらの工程をこなせたため、点滴はつけたままでしたが、元の病室に戻ってよいと言われました。
一般病棟へ戻る
看護師さんに付き添われて、元の個室病室に戻りました。
翌日からは病院食になると説明を受けました。
心臓を止め、人工心肺を使う手術をしたにもかかわらず、ICUには一晩、足掛け2日だけで、一般病棟へ戻ることになりました。
正直、かなり驚きました。
ただ、あちこち痛みはあるものの、歩くことができ、トイレも自分で行く必要が出てきたため、病室に戻る段階に入ったのだと思いました。
普通の状態へ戻る第一歩
病室に戻っても、完全に自由になったわけではありません。
指先にはセンサーを取り付け、脈拍などを確認するモニター装置も一緒に病室へ設置されました。
それでも、病室のトイレに行けるようになったことは、大きな変化でした。
ようやく、普通の状態に戻るための第一歩が始まったように感じました。
まとめ
手術翌日は、ICUでの朝から始まりました。
尿道カテーテルを抜き、身体をきれいにしてもらい、初めて水分を口にし、そして歩行リハビリを行いました。
心臓手術の翌日に歩くことになるとは思っていませんでしたが、回復のためには身体を動かすことが大切なのだと実感しました。
その日の夕方には一般病棟へ戻り、ようやく普通の生活へ向かう第一歩が始まりました。
次回は、一般病棟に戻ってからの生活と、術後リハビリの続きについて書いていきます。
心臓手術体験記シリーズ
- ① 心臓手術が決まるまで
- ② 心臓手術のために入院した日
- ③ MICS心臓手術当日
- ④ ICUで目覚めてからその日の夜まで
- ⑤ 心臓手術翌日|ICUで迎えた朝と一般病棟へ戻るまで
- ⑥ 一般病棟へ戻ってから(次回予定)
このブログの作り方について
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