心臓手術のために入院した日|初めての入院と手術前日の不安
心臓手術のために入院した日|初めての入院と手術前日の不安
心臓手術を受けることが決まり、10月に虎の門病院へ入院しました。
それまで一度も入院したことがなかった私にとって、初めての入院が心臓手術のための入院になるとは思ってもいませんでした。
今回は、入院した日のこと、病室での生活、手術前の追加検査、そして手術前日の不安について記録しておきます。
虎の門病院への入院
10月になり、医師とのスケジュールや病院の空き状況を調整したうえで、虎の門病院に入院しました。
入院当日は、午後3時ごろに受付で手続きを行い、その後、病棟へ案内されました。
病室はかなり高層階にある個室でした。関係者以外は入退室できないように管理されており、ドアも制限されていました。
病棟内にはナースセンターがあり、その周囲にいくつかの入院室がありました。
個室の病室に入って感じたこと
個室には、ベッドのほか、トイレ、シャワーブース、洗面所、テレビがありました。
部屋には鍵がかかりますが、看護師さんなど医療スタッフの方は必要に応じて入室できるようになっていました。
最初はナースセンターの近くの部屋に入りました。
しかし、一晩中ナースコールの音や、症状の重い方のモニター音が聞こえてきて、なかなか眠ることができませんでした。
そのため、翌日からナースセンターから少し離れた部屋に変更していただきました。
入院生活のリズム
入院した日は、午後6時ごろに夕食があり、午後9時には就寝という流れでした。
翌朝は、午前6時に検温、血圧測定、体重測定がありました。
体重測定はナースセンターまで行く必要があり、朝はしっかり起きなければなりませんでした。
手術日までの数日間は、体の状態を確認するための基礎データを取る日々でした。
- 検温
- 血圧測定
- 体重測定
- 各種検査
- 医師や看護師からの説明
入院してからは、病院の時間に合わせて生活することになります。
手術前に追加された検査
手術までの間に、手術を受けても問題がないかどうかを確認するため、事前検査が行われました。
私の場合、心臓の血管の一部が細くなっている箇所が見つかりました。
その部分が手術中に心臓へ負担をかけないかどうかを確認する必要があり、造影剤を使った検査を受けることになりました。
もしこの検査で問題があると判断されれば、今回予定していた手術はすぐにはできず、まず血管の細くなっている部分を改善する手術が必要になるとのことでした。
本番の手術を前に、さらに一つ大きなハードルが加わったような気持ちでした。
造影剤を使った検査
検査は、手術室のような場所で行われました。
時間としては約2時間程度だったと思います。
検査の結果、血管は細くなっているものの、今回の心臓手術ができないほどではないと判断されました。
そのため、本番の手術は実施できることになりました。
ただし、この検査の影響もあり、手術の日程は当初より2日ほど遅れることになりました。
看護師さんや医師の方々に支えられた入院生活
入院中、看護師さんは皆さんとても親切で、やさしく接してくださいました。
初めての入院で、しかも心臓手術という大きな手術を控えている状況でしたが、不思議と極度に緊張せずにいられた気がします。
それは、医師や看護師の方々が落ち着いて対応してくださったことが大きかったと思います。
※この記事は、私自身の入院体験をもとにした記録です。病院や病状、手術内容によって入院生活や検査内容は異なります。医学的な判断は必ず主治医にご相談ください。
手術前日の説明
とうとう手術前日がやってきました。
手術では全身麻酔を行います。また、人工心肺を使うこと、手術自体が長時間になることなどから、麻酔科の先生から事前説明を受けました。
全身麻酔のリスク、手術中の管理、承諾事項などについて、かなり詳しく説明がありました。
正直に言えば、少し怖くなるような内容も含まれていました。
ただ、先生からは、
「説明することはルールですし、ご理解いただいておかないといけないことです」
という話がありました。
1時間以上にわたって説明を受け、最終的に承諾書にサインしました。
手術前日の食事と準備
手術中は排便などができないため、前日の食事は通常とは違う内容でした。
一方で、水分については必要な範囲で摂る必要があるとの説明を受けました。
手術中は尿道に管を入れ、尿が袋にたまるようにするとのことでした。
看護師さんに「痛いんですかね?」と聞いたところ、
「入れるときは麻酔中なので感じないと思います。ただ、取るときは麻酔から覚めているので、少し痛いかもしれません」
と説明されました。
初めて聞くことばかりで、手術というものの現実を少しずつ感じていきました。
手術前夜の不安
手術前日の夜は、やはりいろいろなことを考えました。
明日はどうなるのだろう。
心臓を止めて、本当に大丈夫なのだろうか。
手術は無事に成功するのだろうか。
そうした不安が頭をよぎり、なかなか眠れなかった気がします。
コロナ禍でのお見舞い制限
入院する前は、入院したら家族や知人がお見舞いに来てくれるのかな、などと漠然と思っていました。
しかし、当時はまだ新型コロナの影響が強く、お見舞いは禁止されていました。
そのため、手術日までの時間は、看護師さん、担当医の先生、麻酔科の先生とのやり取りが中心でした。
心臓の血管が細くなっていた件では、別の医師の方とも話をしました。
まとめ
初めての入院は、想像していたものとはかなり違いました。
個室での生活、毎朝の測定、手術前の追加検査、麻酔の説明、そして手術前夜の不安。
一つひとつが初めての経験でした。
ただ、医師や看護師の方々が丁寧に説明し、落ち着いて対応してくださったことで、大きな手術を前にしながらも、何とか気持ちを保つことができました。
いよいよ次回は、MICS心臓手術の当日について書いていきます。
