心臓手術で一番つらかったこと|今だから言える本音
心臓手術で一番つらかったこと|今だから言える本音
これまで、心臓手術が決まるまで、入院、手術、ICU、リハビリ、退院、自宅療養、術後検診までを書いてきました。
今回は、その中で「一番つらかったこと」は何だったのかを、今だから言える本音として書いてみます。
一番つらかったのは、手術そのものではなかった
今回の心臓手術で一番つらかったのは、実は手術そのものではありませんでした。
私にとって一番つらかったのは、手術を決めて入院した後に、心臓の血管が細くなっている箇所が見つかり、
「このままでは予定していた手術ができないかもしれない」
と言われたことでした。
予定外の事前検査
その確認のために、造影剤を使った検査を受けることになりました。
手首から器具を入れ、手術室のような場所で検査を受けました。
感覚としては、まるで本番前の小さな手術のようでした。
麻酔もほとんどなく、かなり痛かったことを覚えています。
精神的にも身体的にもつらかった
本来の心臓手術を受けるために、いろいろ悩んで、ようやく決断して入院しました。
それなのに、別の問題が見つかり、予定していた手術が受けられないかもしれない。
場合によっては、その前に心臓の血管に対する別の治療が必要になるかもしれない。
そう聞いたときは、精神的にかなりつらかったです。
実際の検査も身体的につらく、手首にはかなりの内出血が残りました。
この検査の影響で、本来予定していた手術も2日ほど遅れることになりました。
「手術できます」と言われたときの安心感
最終的には、
「この程度の状態であれば、予定していた手術はできます」
と言われました。
そのときは本当にほっとしました。
手術そのものへの不安はありましたが、それ以前に、手術を受けられるかどうか分からない状態が、私にとっては一番こたえました。
その後の手術も大変だったけれど
もちろん、その後の心臓手術も楽なものではありませんでした。
全身麻酔、人工心肺、ICUで目覚めたときの不安、身体につながれた多くの装置、術後の痛み、リハビリ。
どれも大変でした。
ただ、医師や看護師の方々が親切に対応してくださり、痛みに対しても痛み止めなどで対応してもらえました。
そのため、手術後のつらさはあっても、精神的には支えられていたように思います。
※この記事は、私自身の体験に基づく記録です。検査内容や痛みの感じ方、手術前の確認事項は病院や病状によって異なります。不安な点は必ず主治医に確認してください。
手術前にはいろいろな確認がある
手術前には、いろいろな確認がありました。
例えば、歯科で歯の状態に問題がないか診断を受けることや、健康診断の結果を提出することなどです。
これは、手術中や入院中に別の問題が起きないようにするための配慮なのだと思います。
私の場合、それらは問題ありませんでした。
しかし、入院後の心臓の血管の検査で引っかかりました。
思いもよらないことが、手術前に起こる
心臓手術を受けると決めた時点で、気持ちは本番の手術に向かっていました。
しかし実際には、その前にもさまざまな確認や検査があります。
そして、思いもよらないことが、手術を延期させたり、追加の検査につながったりすることがあるのだと実感しました。
まとめ
私にとって、心臓手術で一番つらかったことは、手術そのものではなく、入院後に「手術できないかもしれない」と言われた事前検査でした。
身体的にも痛みがありましたが、それ以上に、ここまで決断してきた手術が予定通り受けられないかもしれないという不安が大きかったです。
それでも結果的には手術を受けることができ、今では本当に良かったと思っています。
これから手術を受ける方には、手術本番だけでなく、その前の検査や確認にも不安が出ることがあると知っておいていただければと思います。

