心臓手術後に自宅へ戻ってから|退院後の生活と注意したこと

長時間の電車とバスでの移動を経て、途中で休憩も入れながら、なんとか自宅へ戻ってきました。

退院できたことは大きな安心でしたが、自宅に戻ってからも、すぐに手術前と同じ生活に戻れるわけではありませんでした。

今回は、退院後の自宅療養中に気を付けたこと、困ったこと、少しずつ日常生活へ戻っていった過程を書いていきます。

退院後3か月間の経過

私の場合、自宅療養期間は3か月でした。

時期 できたこと まだ難しかったこと
退院直後 食事、トイレ、家の中での移動 長時間の活動、外出、湯船につかること
1週間後 家の中で少しずつ行動すること 疲れずに一日を過ごすこと
1か月後 短い散歩、簡単な日常生活 長時間の仕事、長い通勤
2か月後 活動できる時間が少しずつ増えた 手術前と同じ体力で動くこと
3か月後 医師から仕事復帰の許可が出た 最初から通常勤務へ戻ること

退院は回復の終了ではなく、自宅で回復を続ける段階の始まりでした。

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久しぶりの自宅

家に帰ってきたのは久しぶりでした。

私の部屋は2階にありますが、階段など家の中での移動は普通にできました。

病院内でリハビリをしていたこともあり、室内での移動そのものは大きな負担には感じませんでした。

食事も、家族が食べているものを一緒に普通に食べることができました。

しばらく苦労したのはお風呂

退院時に医師から、

「当分の間、そうですね、2週間ぐらいはシャワーのみにしてください。湯船につかると傷口から細菌が入る可能性がありますので、我慢してくださいね」

と言われていました。

退院したのは11月になろうという頃で、かなり寒くなってきた時期でした。

この時期にシャワーだけだと身体がなかなか温まらず、脱衣所で凍えるような思いをしました。

まだ多くの傷跡が残っていたので、仕方ないと思いつつ、シャワーでは傷口をこすらないように、やさしく洗う程度にしていました。

寝る姿勢にも気を遣った

右の脇腹あたりには、MICSの器具を入れた傷が数か所ありました。

そのため、寝るときはその部分を上にして、できるだけ負荷をかけないようにしました。

また、鼠径部には人工心肺を接続した跡の傷がありましたので、そこも当たらないように注意しました。

もっとも、寝てしまえば寝返りもしてしまいます。

不安だったのは、変な体勢になって傷口が開いたり、痛みが強くなったりしないかということでした。

幸い、痛み止めを処方していただいていたこともあり、痛みは強くありませんでしたし、傷口も大丈夫でした。

※退院後の入浴制限や寝る姿勢の注意点は、手術内容や傷の状態によって異なります。必ず主治医の指示に従ってください。

3か月間の自宅療養

退院後の自宅療養は3か月との診断をもらっていました。

そのため、3か月間は基本的に自宅で過ごしました。

ただし、天気が許す限り、散歩をするように心掛けました。

最初の散歩は5〜10分程度

最初のうちは、5〜10分程度の短い散歩から始めました。

徐々に時間を増やしていくつもりで、目標としては30分程度歩くことを考えていました。

しかし、歩いていると鼠径部が痛くなってくることがあり、短い時間で切り上げることも多かったです。

それでも、毎日少しずつ歩くことが、体力を戻すうえで役に立ったと思います。

リモートワークで少しずつ仕事も再開

当時は、まだコロナが完全に明けていない時期でした。

そのため、勤務先とはリモートワークで時々業務を行いました。

自宅療養期間ではありましたが、私が対応しないと進まない業務もあり、体調を見ながら適宜行いました。

椅子に座ってパソコンに向かう仕事でしたが、傷のこともあり、1回長くても30分程度にしていました。

体調によって調整しながら行いましたが、退院後間もないこともあり、疲労感はかなりあったように思います。

2週間後、ようやく湯船に入れた

このような生活を続け、2週間後にようやくバスタブに入れるようになりました。

湯船に入って身体が温まったときは、とてもうれしかったです。

普段は当たり前に感じていたことが、手術後にはとてもありがたいことに感じました。

少しずつ戻ってきた体力

毎日の散歩も効いたのか、だいぶ体力も戻ってきたように思います。

「きっともう、電車の乗り換えをしても大丈夫かな」

と思えるくらいにはなってきました。

それでも大事をとって、3か月間は自宅を中心とした生活を続けました。

時々は妻と一緒に、食料品などの買い出しに出ることもできるようになりました。

これも、体力を元に戻すためには役に立ったのだと思います。

3か月目の術後検診へ

3か月目には、最初の術後検診があります。

その時は、電車で病院まで行けるのではないかと思えるようになっていました。

退院直後の帰宅時には、乗り換えだけでもかなり大変でしたが、少しずつ回復してきたことを実感しました。

よくある質問

自宅療養期間は全員3か月ですか?

いいえ。3か月は私が医師から指示された期間です。手術方法、年齢、回復状態、仕事内容などによって異なります。

退院直後から一人で生活できますか?

私は身の回りのことはできましたが、少し動くだけでも疲れました。家庭環境や回復状態によっては、家族などの支援が必要になると思います。

3か月間は何もしてはいけないのですか?

私の場合は、体調を見ながら短い散歩や一部のリモート業務を行いました。ただし、運動や仕事の内容は主治医へ確認する必要があります。

この記事は私自身の体験記です。療養期間、運動、入浴、仕事復帰などの判断は、必ず担当の医師へご確認ください。

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まとめ

退院後の自宅生活は、安心感がある一方で、注意することも多い生活でした。

お風呂、寝る姿勢、散歩、仕事、買い物など、手術前には何でもなかったことが、術後には一つひとつ慎重に行う必要がありました。

それでも、毎日の散歩や家族の支え、無理のない範囲での生活によって、少しずつ体力は戻っていきました。

その後、心臓手術から3か月後の術後検診を受けました。検査内容と医師から言われたことは、「心臓手術から3か月|最初の術後検診で言われたこと」にまとめています。

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心臓手術から3か月後に受けた術後検診について、検査内容、医師から言われたこと、自分自身が感じた回復を記録しています。

心臓手術から3か月|最初の術後検診で言われたこと


心臓手術体験記シリーズ

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